囲い一覧

将棋の囲い一覧37種|守りの定跡を堅さ・手数で図解比較

公開日:2026年7月21日|最終更新:2026年8月19日

囲いとは

囲いとは玉を守る駒の配置=「守りの定跡」であり、この記事では将棋の代表的な囲い37種類を、上の堅さ・横の堅さ・組む手数などの数値と盤面図で一覧比較できます。振り飛車の美濃、居飛車の矢倉・穴熊まで系統別にまとめ、初心者向けの選び方も紹介します。

▶ 攻めの定跡(戦法一覧)はこちら
目次・囲いへジャンプ(全37種)

囲い早見表(全37種)

説明

囲いとは玉を安全にするための駒組みの完成形です。下の表は列見出しをタップすると並べ替えできます(堅い順・手数の短い順など)。数値の意味は基準を開いて確認できます。

囲い 陣営 上の堅さ 横の堅さ 手数
金矢倉
居飛車8555 13
銀矢倉
居飛車8050 15
片矢倉
居飛車8055 10
総矢倉
居飛車9060 15
菊水矢倉
居飛車7545 13
矢倉穴熊
居飛車7065 15
矢倉早囲い
居飛車6545 10
片美濃
振り飛車4570 4
本美濃
振り飛車5080 5
高美濃
振り飛車7075 10
銀冠
振り飛車8070 13
木村美濃
振り飛車6070 8
ダイヤモンド美濃
振り飛車5085 11
金美濃
振り飛車5070 5
振り飛車早囲い
振り飛車4045 3
居飛車穴熊
居飛車6085 12
松尾流穴熊
居飛車7090 17
振り飛車穴熊
振り飛車6085 10
ビッグ4
居飛車7095 21
銀冠穴熊
居飛車7085 15
舟囲い
居飛車4540 6
左美濃
居飛車5065 7
エルモ囲い
居飛車5560 7
雁木
居飛車7555 10
カニ囲い
居飛車5045 5
中住まい
両方4550 3〜5
中原囲い
居飛車6065 7
ミレニアム
居飛車7580 11〜15
ボナンザ囲い
居飛車7055 7
居飛車銀冠
居飛車8070 10
地下鉄飛車
居飛車5565 13
天守閣美濃
居飛車4575 10
箱入り娘
居飛車4555 7
イチゴ囲い
居飛車5045 4
アヒル囲い
居飛車4560 5
金無双
振り飛車6540 5
無敵囲い
振り飛車2535 3
評価基準(各100点満点・全囲い共通)を見る

90〜100=全囲い中トップクラス/70〜89=強い/50〜69=普通/30〜49=弱め/0〜29=明確な弱点。上の堅さ=頭からの攻めへの耐性、横の堅さ=飛車の横からの攻めへの耐性、端の堅さ=端攻めへの耐性、組みやすさ=少ない手数・一本道か、発展性=上位形に発展できるか。手数は初形から実際に並べ直して数えた最小手数です(囲いの形を作るのに必要な手だけ。飛車を振る手や、駒の通り道をあけるためだけの手は数えていません)。

囲いの系統図

説明

囲いは基本形から発展していきます。美濃系・穴熊系・矢倉系の主な発展の流れは次の通りです(囲い名をタップすると各解説へ移動します)。

美濃系 穴熊系(振) 穴熊系(居) 矢倉系 軽い囲い 片美濃 本美濃 高美濃 銀冠 振り飛車穴熊 居飛車穴熊 松尾流穴熊 カニ囲い 金矢倉 総矢倉 舟囲い 左美濃 居飛車穴熊 ビッグ4 矢倉系② 矢倉早囲い 金矢倉 矢倉穴熊 美濃系② 振り飛車早囲い 金美濃 木村美濃 穴熊系② 左美濃 居飛車銀冠 銀冠穴熊 軽い囲い② 舟囲い 天守閣美濃 箱入り娘 単独の囲い 菊水矢倉 イチゴ囲い アヒル囲い 無敵囲い

矢倉系の囲い

金矢倉(きんやぐら)居飛車

組む手数:13手

居飛車の代表的な囲い。金銀3枚を玉の周りに積み上げ、上からの攻めに強い。

注意・天敵:横からの飛車と、端攻め・棒銀に注意。

発展先:金矢倉 → 総矢倉矢倉穴熊

相性の良い戦法:矢倉戦法 棒銀

金矢倉の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

銀矢倉(ぎんやぐら)居飛車

組む手数:15手

金矢倉の金の一枚を銀にした形。斜めの攻めに強いが横は金矢倉よりやや薄い。

注意・天敵:横からの飛車と、金気が薄い分の攻めに注意。

相性の良い戦法:矢倉戦法

銀矢倉の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

片矢倉(かたやぐら)居飛車

組む手数:10手

金矢倉より少ない手数で組める矢倉。玉の周りに金銀が密集している。

注意・天敵:端攻めと横からの飛車に注意。

相性の良い戦法:矢倉戦法

片矢倉の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

総矢倉(そうやぐら)居飛車

組む手数:15手

金矢倉に銀を一枚足した金銀四枚の堅陣。上からの攻めに極めて強い。

注意・天敵:手数がかかり、組む途中の急戦に弱い。横からはなお注意。

相性の良い戦法:矢倉戦法

総矢倉の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

菊水矢倉(きくすいやぐら)居飛車

組む手数:13手

7七に桂を跳ね、玉を8九まで下げた矢倉。縦の攻めから玉が遠く、8筋が堅い。

注意・天敵:桂の頭が弱点。飛車を渡すと最下段に打たれて王手になる。横からの攻めは金矢倉より弱い。

相性の良い戦法:矢倉戦法 相掛かり

菊水矢倉の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

矢倉穴熊(やぐらあなぐま)居飛車

組む手数:15手

金矢倉の形のまま玉を9九へ入れた囲い。攻め合いのとき玉が遠くて粘れる。

注意・天敵:対振り飛車の穴熊ほど堅くはない。端を狙われやすく、7八の金も他の駒に守られていない。

発展元:金矢倉 → 矢倉穴熊

相性の良い戦法:矢倉戦法

矢倉穴熊の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

矢倉早囲い(やぐらはやがこい)居飛車

組む手数:10手

角を7九に置いたまま囲う矢倉。6八へ角を寄る一手を省いて先に戦える。

注意・天敵:玉が8八まで入っていないので狙われやすい。

発展先:矢倉早囲い → 金矢倉

相性の良い戦法:矢倉戦法

矢倉早囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

美濃系の囲い

片美濃(かたみの)振り飛車

組む手数:4手

振り飛車の基本の囲い。玉・銀・金の三枚で、少ない手数で組める。

注意・天敵:頭が薄く、上からの攻めと端攻めに弱い。

発展先:片美濃 → 本美濃高美濃銀冠

相性の良い戦法:四間飛車 三間飛車 中飛車

片美濃のくわしい組み方(詳細記事)

本美濃(ほんみの)振り飛車

組む手数:5手

片美濃に金を一枚足した振り飛車の本命。横からの攻めに非常に強い。

注意・天敵:頭(玉の上)が弱点。上部からの攻めに注意。左美濃との違いは陣営(本美濃は振り飛車側)。

発展先:本美濃 → 高美濃銀冠。銀を足せばダイヤモンド美濃

相性の良い戦法:四間飛車 三間飛車 ゴキゲン中飛車

美濃囲いの種類と組み方(詳細記事)

高美濃(たかみの)振り飛車

組む手数:10手

本美濃の金を一枚前へ上げ、桂を活用した形。上部が厚くなる。

注意・天敵:金が上がった分、下段と横からの攻めにやや薄くなる。

発展先:高美濃 → 銀冠

相性の良い戦法:四間飛車 三間飛車

高美濃のくわしい組み方(詳細記事)

銀冠(ぎんかんむり)振り飛車

組む手数:13手

高美濃から銀を玉の上に上げて冠せた形。上部・端が厚い堅陣。

注意・天敵:組む手数が長く、横からの飛車には注意。居飛車銀冠は左美濃からの発展。

相性の良い戦法:四間飛車 向かい飛車

銀冠の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

木村美濃(きむらみの)振り飛車

組む手数:8手

片美濃から銀を4七に上げた軽い美濃。攻めに手数を回しやすい。

注意・天敵:守りが軽く、下段の金気が薄い。

発展元:片美濃金美濃 → 木村美濃

相性の良い戦法:中飛車 三間飛車

木村美濃のくわしい組み方(詳細記事)

ダイヤモンド美濃(だいやもんどみの)振り飛車

組む手数:11手

本美濃に銀を一枚足した金銀四枚の美濃。横の堅さは囲い屈指。

注意・天敵:組むのに手数がかかる。端の守りは香と玉だけで、端攻めに弱い。

相性の良い戦法:四間飛車 三間飛車

ダイヤモンド美濃のくわしい組み方(詳細記事)

金美濃(きんみの)振り飛車

組む手数:5手

3八の金と4八の銀で守るバランス型の美濃。4六歩と突けば銀を中央へ使える。

注意・天敵:4九に銀を打たれると3八の金を狙われる。下段が空いていて打ち込みに注意。

発展先:金美濃 → 木村美濃

相性の良い戦法:ゴキゲン中飛車 中飛車

金美濃の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

振り飛車早囲い(ふりびしゃはやがこい)振り飛車

組む手数:3手

3八玉・4八銀のわずか3手で組め、急戦にすぐ間に合う。三手囲い・壁囲いとも呼ぶ。

注意・天敵:玉の左が4八の銀と4九の金で壁になっている。端攻めや2七を攻められると危ない。

発展先:振り飛車早囲い → 金美濃木村美濃

相性の良い戦法:中飛車 三間飛車

振り飛車早囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

穴熊系の囲い

居飛車穴熊(いびしゃあなぐま)居飛車

組む手数:12手

玉を隅に囲い、香・銀・金で固める。横からの攻めに極めて強い。

注意・天敵:組む途中を狙う藤井システムに注意。端や上部の攻めにも弱い。

発展先:居飛車穴熊 → 松尾流穴熊ビッグ4

相性の良い戦法:居飛車穴熊 右四間飛車

居飛車穴熊の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

松尾流穴熊(まつおりゅうあなぐま)居飛車

組む手数:17手

居飛車穴熊に銀を一枚引き付けた金銀四枚穴熊。堅さは最上位クラス。

注意・天敵:手数がかかり、組む途中の急戦に弱い。端と上部は穴熊共通の弱点。

相性の良い戦法:居飛車穴熊

松尾流穴熊の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

振り飛車穴熊(ふりびしゃあなぐま)振り飛車

組む手数:10手

振り飛車側が玉を隅に囲う穴熊。横からの攻めに強く、じっくり戦える。

注意・天敵:組む途中の急戦と、端や上部からの攻めに注意。

相性の良い戦法:四間飛車 中飛車

振り飛車穴熊の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

ビッグ4(びっぐふぉー)居飛車

組む手数:21手

居飛車穴熊を金銀四枚で固めた最堅の囲いのひとつ。横はほぼ崩れない。

注意・天敵:完成まで手数が非常に長く、組む前に仕掛けられると弱い。

発展元:居飛車穴熊 → ビッグ4

相性の良い戦法:居飛車穴熊

ビッグ4の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

銀冠穴熊(ぎんかんむりあなぐま)居飛車

組む手数:15手

銀冠の玉を9九まで入れた堅陣。上部にも端にも厚い。

注意・天敵:完成まで手数が非常に長い。8五に歩を突かれ、8七の銀の頭を狙われる。

発展元:居飛車銀冠 → 銀冠穴熊

相性の良い戦法:対 三間飛車(持久戦) 対 四間飛車(持久戦)

銀冠穴熊の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

その他の居飛車の囲い

舟囲い(ふながこい)居飛車

組む手数:6手

対振り飛車の急戦で使う軽い囲い。玉・金・銀を数手で組める。

注意・天敵:持久戦になったら左美濃や居飛車穴熊に発展させる。堅さ自体は低い。

発展先:舟囲い → 左美濃居飛車穴熊天守閣美濃箱入り娘

相性の良い戦法:棒銀 右四間飛車

舟囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

左美濃(ひだりみの)居飛車

組む手数:7手

居飛車が対振り飛車で使う美濃。美濃を左右反転した形。

注意・天敵:本美濃(振り飛車側)と左右が逆。玉が振り飛車の角筋に入りやすい点に注意。

発展先:左美濃 → 居飛車銀冠

相性の良い戦法:右四間飛車 棒銀

左美濃のくわしい組み方(詳細記事)

エルモ囲い(えるもがこい)居飛車

組む手数:7手

近年主流の対振り急戦の囲い。低く堅く、短い手数で組める。

注意・天敵:玉頭の守りが薄く、堅さは穴熊に劣る。

相性の良い戦法:右四間飛車 棒銀

エルモ囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

雁木(がんぎ)居飛車

組む手数:10手

銀2枚を6七と5七に横に並べる囲い。中央から上部の攻めに強い。

注意・天敵:横からの攻めと端に注意。角交換から打ち込まれるスキもある。

相性の良い戦法:雁木戦法 腰掛け銀

雁木の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

カニ囲い(かにがこい)居飛車

組む手数:5手

矢倉へ発展する途中の軽い囲い。横に金銀を張った形で組みやすい。

注意・天敵:完成形ではなく堅さは低い。矢倉や雁木へ発展させて使う。

発展先:カニ囲い → 金矢倉

相性の良い戦法:矢倉戦法 棒銀

カニ囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

中住まい(なかずまい)両方

組む手数:3〜5手

左右にバランスよく構える囲い。金銀の並びに決まった形はなく、代表的な2型があります。

型A:金銀4枚型
横の打ち込みに強い・玉が広い・隙が少ない
上からの攻めに弱い・堅さは中程度
型B:基本形(動かす金銀は2枚)
最短手数・急戦にすぐ対応・玉が広い
堅さがない・上や端の攻めに弱い

相性の良い戦法:相掛かり 横歩取り

中住まいの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

中原囲い(なかはらがこい)居飛車

組む手数:7手

相掛かりで中原十六世名人が用いた囲い。低く横に構えてバランスがよい。

注意・天敵:突出した堅さはないが、玉が広く手厚い。5筋の歩のたたきと、4八の銀を狙う桂に注意。

相性の良い戦法:相掛かり 横歩取り

中原囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

ミレニアム(みれにあむ)居飛車

組む手数:11〜15手

対振り飛車で使う堅い囲い(トーチカ)。金の使い方で代表的な2型があります。

型1:基本形(金2枚)
手数が最短・早く囲える
桂の頭が薄い・上部が手薄
型2:完全形(金銀4枚)
金銀4枚で横・斜めが堅い・端や下段に粘る
手数が長い・桂の頭はなお弱点

相性の良い戦法:右四間飛車 棒銀

ミレニアムの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

ボナンザ囲い(ぼなんざがこい)居飛車

組む手数:7手

将棋ソフト『Bonanza』が多用した囲い。低く構え、角の打ち込みに強い。

注意・天敵:上からの攻めには手厚い。下段が空いていて、横からの飛車の打ち込みに弱い。

相性の良い戦法:対 角交換振り飛車

ボナンザ囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

居飛車銀冠(いびしゃぎんかんむり)居飛車

組む手数:10手

左美濃から玉頭に銀を上げた居飛車の堅陣。上部に手厚く、対振り持久戦の主力。

注意・天敵:組む手数が長く、組む前の急戦に注意。玉が振り飛車の角筋に入りやすく、横からの飛車にも注意。

発展先:左美濃 → 居飛車銀冠 → 銀冠穴熊

相性の良い戦法:対 四間飛車(持久戦)

居飛車銀冠のくわしい組み方(詳細記事)

地下鉄飛車(ちかてつびしゃ)居飛車

組む手数:13手

飛車を最下段の9九まで回し、香と連携して端を攻める対振りの陣形。玉は低く左に固める。

注意・天敵:組むのに手数がかかり、実現前に振り飛車から動かれやすい。

相性の良い戦法:端攻め

地下鉄飛車の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

天守閣美濃(てんしゅかくみの)居飛車

組む手数:10手

舟囲いから8七へ玉を上がった左美濃。玉が角の筋に入らず、横からの攻めに強い。

注意・天敵:玉頭からの攻めに弱い。対天守閣美濃の藤井システムが天敵。

発展元:舟囲い → 天守閣美濃

相性の良い戦法:対 四間飛車(持久戦) 棒銀

天守閣美濃の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

箱入り娘(はこいりむすめ)居飛車

組む手数:7手

舟囲いの右の金を6八へ寄せた形。玉の周りが厚く、舟囲いより横に強い。

注意・天敵:右辺が薄いのは舟囲いとほぼ同じ。少し離れた地点に桂を打たれる筋に注意。

発展元:舟囲い → 箱入り娘

相性の良い戦法:右四間飛車 棒銀

箱入り娘の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

イチゴ囲い(いちごがこい)居飛車

組む手数:4手

相掛かりで使う4手の囲い。7八の金が角の頭を守る。

注意・天敵:玉が薄い。飛車を下段に回られ、銀を打って金2枚を同時に狙われる。

相性の良い戦法:相掛かり 横歩取り

イチゴ囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

アヒル囲い(あひるがこい)居飛車

組む手数:5手

玉の両脇に銀、下段に金2枚を置く低い囲い。飛車や角を渡しても打ち込まれにくい。

注意・天敵:進展性がほとんどない。相手にじっくり駒組みをされると、攻めの手を作りにくい。

相性の良い戦法:相掛かり

アヒル囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

その他の振り飛車の囲い

金無双(きんむそう)振り飛車

組む手数:5手

主に相振り飛車で使う囲い。金二枚を横並びに構える。

注意・天敵:美濃より上部の攻めに強い。横からの攻めと、玉の斜め(うさぎ耳)が弱点。

相性の良い戦法:向かい飛車 三間飛車

金無双の詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

無敵囲い(むてきがこい)振り飛車

組む手数:3手

5八の飛車と両銀で玉を囲う3手の形。名前とは逆に、実際は弱い囲い。

注意・天敵:横からの攻めに非常に弱く、玉の逃げ道もない。玉と飛車が近い形で、相手が強くなると通用しない。

相性の良い戦法:中飛車

無敵囲いの詳しい組み方・崩し方(詳細記事)

どの囲いを選べばいい?目的別の選び方

初心者はまずこれ:振り飛車なら片美濃本美濃、居飛車なら舟囲い。少ない手数で組め、堅さと分かりやすさのバランスが良いです。
攻め重視(軽く早く):舟囲いエルモ囲いカニ囲い。手数をかけず先に攻める将棋向き。
守り重視(とにかく堅く):居飛車穴熊松尾流穴熊ビッグ4。横からの攻めにほぼ崩れません。組む手数は長め。
対抗形(居飛車 対 振り飛車):振り飛車は本美濃銀冠、居飛車は左美濃居飛車穴熊が定番です。

よくある質問

将棋で一番堅い囲いは?

一般に穴熊系(居飛車穴熊・松尾流穴熊・ビッグ4)が最も堅く、特に横からの攻めにはほとんど崩れません。ただし端や上部、組む途中は弱点になります(ビッグ4は端を補強した形です)。

初心者はどの囲いを覚えればいい?

振り飛車なら美濃囲い(片美濃・本美濃)、居飛車なら舟囲いがおすすめです。少ない手数で組め、堅さと組みやすさのバランスが良いからです。

囲いは何手くらいで組めますか?

美濃囲いは片美濃が4手、本美濃が5手で組めます。高美濃・銀冠まで伸ばすと10〜13手、穴熊やビッグ4はさらに長くかかります。堅い囲いほど手数が長くなります。

穴熊の弱点は何ですか?

端や上部(玉の頭)からの攻めと、組む途中に急戦を仕掛けられることです。特に居飛車穴熊は、組み上がる前を狙う藤井システムが天敵です。

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