目次
ページトップビッグ4の組み方ビッグ4を使う場面組み途中に急戦で攻められたらゴキゲン中飛車の中央攻め相穴熊の仕掛け後手番で指すとき組んだ後の攻め方ビッグ4を崩す手筋実戦で流れを確認するよくある質問

ビッグ4の組み方21手と弱点・崩し方

公開日:2026年8月16日|最終更新:2026年9月25日

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居飛車穴熊や四枚穴熊の中でも、一番といえるほど堅い形なので、特別な呼び名を与えられた形です。

ビッグ4は、居飛車穴熊に金銀を足して手数をかけて固める、穴熊の中でもとりわけ堅い囲いです。組み上がるまでは急戦に注意が要りますが、完成すると上からも端からも崩れにくく、振り飛車との攻め合いで力を出します。

メリット

  • 上と端にも強い:玉の上と端の升にも守りの駒が利き、穴熊の弱いところを補える。
  • と金攻めに強い:玉のそばの金が一つ上がっているので、と金で金をはがされにくい。

デメリット

  • 完成までが長い:完成までの手数が多く、途中で急戦を仕掛けられやすい。
  • 攻めが細くなる:守りに金銀4枚を使うので、攻めは飛車と角と桂で細くつなぐ。

使いどころ:こちらが居飛車、相手が振り飛車で、相手が攻めてこずに手数をかけて固められるとき。

陣営:居飛車/系統:穴熊系/組む手数:21手

9項目の評価基準(100点満点・5点きざみ)
  • 横の耐久力:横からの攻め(飛車)にどれだけ耐えるか
  • 斜めの耐久力:斜めのラインを使う攻め(角)にどれだけ耐えるか
  • 上部の耐久力:玉の頭(上)からの攻めにどれだけ耐えるか
  • 端の耐久力:端からの攻めにどれだけ耐えるか
  • 玉の広さ:玉の逃げ道がどれだけ多いか
  • 玉の遠さ:玉が戦いの場からどれだけ離れているか
  • 囲いやすさ:少ない手数で、迷わず組めるか
  • 陣形バランス:守りに駒を使いすぎず、攻めに回す駒が残るか
  • 進展性:そこから別の形へどれだけ発展できるか

90〜100=全囲いでトップクラス/70〜89=強い/50〜69=ふつう/30〜49=弱め/0〜29=はっきりした弱点。

ビッグ4の組み方

最短21手の組み方

居飛車穴熊に組んでから、右の銀を玉のそばへ運び、左の銀と金を一つずつ上げる。左の銀と金を先に上げると銀冠穴熊を通る。

ビッグ4を使う場面

自分相手ビッグ4
居飛車振り飛車使う。四間飛車などを相手に、居飛車穴熊から金銀を足して組みます。完成する前に動かれたら、途中の形のまま戦います。
居飛車居飛車主に使わない。居飛車穴熊の仲間として、振り飛車を相手に組む囲いです。
振り飛車居飛車形を変えて使う。三間飛車・中飛車の穴熊から金銀を足して、ビッグ4に組んだ例も見られます。
振り飛車振り飛車主に使わない。主に居飛車の側が組む囲いです。振り飛車の側の穴熊は振り飛車穴熊です。
四枚穴熊とビッグ4のちがい(盤で見る)

四枚穴熊

ビッグ4

組み途中に急戦で攻められたら

組み途中で四間飛車の銀が中央に出てきたら、飛車先から反撃

組み途中で銀が中央へ来たら、飛車先の歩を捨ててから隣の筋の歩を伸ばす。歩を打つ受けでは、相手に飛車の前の歩を突かれる。

角道が通った形で歩をぶつけられたら、取って角を換える

角道が通った形で歩をぶつけられたら、歩を取り、桂が跳ねてきたら角を換えて銀をかわす。角を引いて待つと、飛車を自由に使われる。

ゴキゲン中飛車に中央の歩をぶつけられたら、角で受ける

銀が出てきて中央の歩がぶつかったら、歩を取らずに角を引いて受ける。歩を取ると、金銀を交換して相手の飛車が中央に出てくる。

相穴熊で飛車を振り直されたら、飛車を回すか隣の歩を突く

相手が飛車を振り直して歩をぶつけてきたら、飛車を回して数を足すか、隣の歩を突いて銀を狙う形にする。

後手番で指すとき

組み途中に三間飛車に歩を突き捨てられたら、角と飛車を換える

相手が飛車の前の歩を突いてきたら、先に隣の歩を取ってから突かれた歩を取る。角を飛車の隣へ出し、取らせてから歩で飛車を取る。

四間飛車に歩を突かれても、飛車先の歩を成って攻め合う

相手が歩を突いてきても受けずに、飛車先の歩を成り込む。竜と持ち駒で攻め、相手の囲いの金を両方とも取る。

飛車を2枚とも成られても、桂の攻めを角で受けて寄せ切った対局

飛車を2枚とも成り込まれてからビッグ4を組み上げ、跳ねてくる桂を角で取り返してしのぐ。金と桂を打って寄せると相手が投了する。

組んだ後の攻め方

組み上がった後に角で桂を狙われたら、飛車先を破る

角で桂を狙われても、飛車先の歩を捨ててから歩を打つ。飛車が横へ逃げたら飛車で歩を取り、桂を取られても攻めが間に合う。

ビッグ4を崩す手筋

要の金(玉の横の金)に、角を切って銀を打つ

角を切って守りの金を動かし、玉の横の金に銀を打って働きかける。金を引かれたら銀を成り捨ててまた打ち、別の金で取られたら桂を跳ねて攻める。

香を走って歩で受けられたら、金銀をはがして銀を打つ

端で香を成り込み、歩を使って金銀をはがしてから、銀を打って囲いに絡む。角で受けられても、金で受けられても攻めが続く。

実戦で流れを確認する

竜と馬に押されても、ビッグ4で耐えて勝ち切る

相手の竜と馬に押されながら、金を寄せてビッグ4に組み、駒を打ち足して耐える。最後は桂を打って相手の玉に迫り、寄せ切る。

関連する囲いと戦法

居飛車穴熊・銀冠穴熊・松尾流穴熊・振り飛車穴熊・金矢倉・居飛車穴熊(戦法)

よくある質問

ビッグ4とは何ですか?

居飛車穴熊の仲間で、玉のそばに金2枚と銀2枚を集めた、とりわけ堅い囲いです。 → 完成図と評価

ビッグ4は何と読みますか?

ビッグフォーと読みます。 → 完成図と評価

ビッグ4は何手で組めますか?

はじめから自分の手だけで21手です。 → 組み方(21手)

ビッグ4は何から組みますか?

居飛車穴熊に組んでから、四枚穴熊か銀冠穴熊を経て組みます。 → 最短21手の組み方

ビッグ4と四枚穴熊はどう違いますか?

四枚穴熊から銀と金を一つずつ上げ、上と端を厚くした形がビッグ4です。 → 最短21手の組み方

ビッグ4の弱点は何ですか?

完成までの手数が長いことと、囲いの金銀4枚は攻めに加われず、攻め駒が少なくなることです。 → 組み途中に急戦で攻められたら

ビッグ4はどう崩しますか?

玉の横の金に角を切って銀を打つなど、守りの金に働きかけていきます。 → 崩す手筋

振り飛車でもビッグ4に組めますか?

三間飛車・中飛車の穴熊から金銀を足して、ビッグ4に組んだ例があります。 → ビッグ4を使う場面

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