目次
ページトップダイヤモンド美濃の組み方後手番で指すとき組んだ後の攻め方狙われやすい場所と守り方ダイヤモンド美濃を崩す手筋実戦で流れを確認するよくある質問

ダイヤモンド美濃の組み方と弱点・崩し方

公開日:2026年8月19日|最終更新:2026年10月1日

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金銀四枚がひし形に並ぶ美しい形を、宝石のダイヤモンドに見立てた名前です。

ダイヤモンド美濃は、本美濃に左の銀まで運んで金銀四枚をひし形に組むぶん手数は多くなるものの、横から来る攻めに美濃の仲間でも特に強くなる囲いです。そのため、主に四間飛車で、相手が居飛車穴熊などで固めて持久戦にしてきたときに組みます。

メリット

  • 横からの攻めに強い:金銀四枚がつながり、横から来る攻めをまとめて受け止める。
  • 守りの駒が多い:金銀を四枚とも玉のそばに置くので、守る力が高い。

デメリット

  • 角の頭が薄い:左の銀まで囲いに使うぶん角の頭が弱り、棒銀に飛車先を破られることがある。
  • 端と玉の頭は堅くない:金銀が端に届かず、端を攻められると四枚が働かない。
  • 組むのに手がかかる:銀を運ぶ手数がかかり、攻めに使える駒も減る。

使いどころ:相手が居飛車穴熊などで固めて、持久戦になったときに組む。

組む手数:10手

ダイヤモンド美濃の組み方

最短12手の組み方

本美濃に組んだら、左の銀を上げて中央へ進め、歩を突いて空けた升へ一つ引く。金銀四枚がひし形につながれば完成。

型の違いと選び方

ダイヤモンド美濃を使う場面

自分相手ダイヤモンド美濃
振り飛車居飛車使う。主に四間飛車で組み、石田流でも使われます。相手が居飛車穴熊などで固めてきたときに向き、角の頭が薄いので斜めに出る棒銀には気をつけます。
振り飛車振り飛車相手を見て使う。相振り飛車でも、中飛車の側が組む形があります。横には強いですが、端から攻められやすい形です。
居飛車振り飛車主に使わない。飛車を振った側が組む囲いです。居飛車の側の美濃は左美濃です。
居飛車居飛車主に使わない。飛車を振った側が組む囲いです。居飛車同士の囲いは囲い一覧から選べます。

やってみよう:ダイヤモンド美濃を組む(全10手)

後手番で指すとき

飛車を打ち込んで駒を取り、香と銀を打って勝った対局

ダイヤモンド美濃ができた後、飛車を交換して打ち込み、香と桂を取る。相手の竜を銀で取り、玉の前の銀を香で取って銀を打つと相手が投了する。

組んだ後の攻め方

角を成り込まれても、歩を捨てて銀で攻め合う

角を成り込まれても受けずに、相手の玉に近い筋へ歩を打って捨てる。銀を前に出して捨て、歩を成って攻める。

狙われやすい場所と守り方

端に歩と桂を打つ攻めが残るなら、竜で香を取って端に打つ

相手に端へ歩を打って桂を打つ攻めが残っていたら、先に竜で香を取る。取った香を端に打てば、その攻めを防げる。

ダイヤモンド美濃を崩す手筋

端攻め:歩を続けて打って香をつり上げ、桂を打つ

金銀四枚は端に届かない。端の歩を突き捨てて歩を二回打ち、香を上へ誘い出し、そこへ桂を打てば香を取れる形になる。

端攻め:玉の斜め前に歩を放り込み、取り方で攻めを変える

玉の斜め前に歩を放り込む。桂で取れば中央に歩を打ち、香で取った時は桂を跳ね、玉で取った時は香を走る。

金の頭:香で金を追い、成香と垂れ歩ではがす

外側の金に香を打って寄らせ、香を成ってもう一枚の金を横へ逃がす。最後に、金のいた升の前へ歩を垂らす。

中央の歩を突かれたら、飛車先を突き捨ててから取る

中央の歩を突かれたら、先に飛車の前の歩を突き捨て、それから中央の歩を取る。角で取り返されたら、飛車が走れる。

桂を跳ねてためてから、飛車先を突き捨てて飛車を浮く

先に桂を跳ねておく。飛車の前の歩を突き捨て、取られたら飛車を浮く。

飛車を浮いた後は、角の頭の歩を突いて桂を跳ねる

飛車を回されても手待ちされても、角の頭の歩を突く。角をぶつけられたら交換し、飛車を取らせても桂を跳ねて攻める。

銀の頭に歩を打って囲いから離し、玉の斜め前も攻める

囲いの銀の頭に歩を打ち、銀を囲いから離す。次に玉の斜め前の歩の頭にも歩を打ち、成り捨てて桂を跳ねさせる。

竜を寄せてから銀の頭に歩を打ち、逃げた銀を銀で取る

竜を横から金に近づける。馬で歩を取られたら金を寄せて守り、歩を打ち捨ててから銀の頭に歩を打って、逃げた銀を銀で取る。

実戦で流れを確認する

打った飛車で角を取り、端の歩と桂で攻めて勝った対局

ダイヤモンド美濃ができた後、打った飛車を成り込んで角を取る。端の歩を突いて桂で王手し、攻め返された自分の玉が上へ逃げて相手が投了する。

桂を打って攻め、成桂で詰ませて勝った対局

ダイヤモンド美濃ができた後、中央で銀を交換し、桂を打って攻める。桂が成り込んで飛車を取り、桂を打って王手をかけ、成桂で詰ませる。

関連する囲い

本美濃

よくある質問

ダイヤモンド美濃は何手で組めますか?

はじめから数えると12手で、本美濃に組んでからは6手です。 → 組み方(12手)

ダイヤモンド美濃と高美濃はどう違いますか?

高美濃は金を上げて角と桂の筋に備え、ダイヤモンド美濃は左の銀も寄せて横からの攻めに強くします。 → 型の違い

ダイヤモンド美濃はどの戦法で使いますか?

銀を中央に出す四間飛車で多く使われ、三間飛車の石田流でも組まれます。 → ダイヤモンド美濃を使う場面

ダイヤモンド美濃はどこが弱いですか?

角の頭と、金銀が届かない端と玉の頭です。 → 崩す手筋

ダイヤモンド美濃はどう崩しますか?

金銀を相手にせず端から攻めたり、外側の金を香と歩ではがしたりします。 → 端攻めの例

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