公開日:2026年8月16日|最終更新:2026年10月5日
振り飛車早囲いは、玉を寄せて銀を上げるだけの少ない手数で組めるので、相手の急戦にすぐ間に合う、振り飛車で使う囲いです。玉の横が自分の駒でふさがり端や玉の斜め上に弱いので、局面が落ち着いたら金美濃や木村美濃へ組み進めます。
使いどころ:振り飛車で、居飛車が早く仕掛けてきそうなとき。
陣営:振り飛車/系統:美濃系/組む手数:3手
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 横の耐久力 | 45 |
| 斜めの耐久力 | 35 |
| 上部の耐久力 | 40 |
| 端の耐久力 | 40 |
| 玉の広さ | 40 |
| 玉の遠さ | 65 |
| 囲いやすさ | 95 |
| 陣形バランス | 75 |
| 進展性 | 90 |
90〜100=全囲いでトップクラス/70〜89=強い/50〜69=ふつう/30〜49=弱め/0〜29=はっきりした弱点。
飛車を振ったら、玉を斜めに一つ上がってから横へ寄せ、銀を玉の隣へ上げる。金は動かさずに残す。
銀を前に出して歩を取り、玉を一つ奥へ寄せて金を上げる。囲いを攻められても角を打って馬を作り、飛車を取って金を打って詰ませる。
相手が桂を跳ねて仕掛けが無くなったら、玉を一つ奥へ入れ、金と銀を上げて木村美濃まで組む。飛車を回してこられると、組む途中で戦いになる。
隣の筋の歩を突き捨てて取らせ、飛車先の歩を前へ進める。飛車で取られたら飛車を横へ回して歩を打つ。
端に歩を垂らされたら香で取り、桂が跳ねてきたら香を一つ上げてかわす。香の後ろにもう一度垂らされたら、玉を寄せて受ける。
途中で相手は別の筋の歩を交換して、打つ歩を手に入れる。
端に歩を打って香で取らせ、もう一枚の歩で玉を端まで引き出す。そこで角を打てば、金取りと成り込みの両方を狙える。
香を取らせてから端に角を打ち、玉の斜め上を狙って歩を伸ばす。香が成ってきても、歩を成って玉を追い、角を成り込む。
馬を切って玉を呼び出し、離れた所に金を打って左右の両方から詰みを狙う。玉が逃げれば、金を打って詰ます。
と金を銀の横へ捨てて金で取らせ、空いた升に銀を打って、成って金を取る。金を打って受けられたら、と金で金を取ってから銀を打つ。
打った銀を玉で取られたら、竜で金を取り、銀を打たれても金を打って迫る。先に竜を切って金を打つと、銀を引かれて逃げられる。
守りの銀の頭に歩を打ち、銀で取られたら、と金を一つ横へ寄せる。
中央の歩を突き捨てたら、先に桂を跳ねて角をどかし、それから歩を垂らす。金で受けられても、歩を成って銀と桂を交換する。
拠点の歩があれば、歩を突き捨てて銀で取り返す。銀取りに歩を打たれたら角を打ち込み、銀と歩を成って守りを破る。
銀を取り合う攻めもある。
銀を前に出して歩を取り、角を交換した後に飛車を相手の飛車の筋へ回す。角を打ち込み、歩を成って飛車を取り、最後は金を打って詰ませる。
中央の歩を交換して角を換え、囲いに金を打ち込まれても玉を奥へ寄せて受ける。角を打って飛車を取り、端で歩を取り込むと相手が投了する。
飛車で歩を取られたら歩を打って受け、組み終えてから桂と銀を取り合う。角と飛車を切って銀を打ち込み、飛車と金を取って攻め勝つ。
玉を二回動かして銀を上げる3手で組め、飛車を振る手を含めても4手です。 → 最短4手の組み方
同じ形で、早美濃や三手囲いとも呼ばれ、玉の左が自分の駒で壁のようにふさがる形から、壁囲いと呼ぶこともあります。 → 最短4手の組み方
玉の左が銀と金でふさがって逃げ道が少なく、端や玉の斜め上を攻められると守りにくい形です。 → 端攻めの例
玉を寄せて金を上げれば金美濃に、さらに歩を突いて銀を上げれば木村美濃に組めます。 → 型の違いと選び方
相振り飛車では、銀を上げる形より、金を上げて組む金無双が定番です。 → 使う場面の表
端に歩を垂らされたら香で取って浮き、二度目は玉を寄せて受けます。 → 端を攻められたときの例
端に歩を続けて打って玉を引き出す端攻めや、大駒を切って玉を呼び出し離れた所に金を打つ左右挟撃が効きます。 → 端攻めの例