美濃囲い

左美濃の組み方7手|居飛車銀冠と弱点を盤面図で解説

公開日:2026年8月19日|最終更新:2026年8月19日

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左美濃とは

左美濃とは、居飛車が振り飛車と戦うときに使う、美濃囲いを左右ひっくり返した形です。

目次
説明

美濃囲いは振り飛車だけのものではありません。自分が居飛車で、相手が振り飛車のときは、美濃囲いを左右ひっくり返した形を使います。これが左美濃です。玉のいる側が逆になるだけで、考え方は同じです。

左美濃(ひだりみの)居飛車

説明

左美濃とは、居飛車が振り飛車と戦うときに使う、美濃囲いを左右ひっくり返した形です。

組む手数:7手

左美濃の組み方を1手ずつ見る
初形
居飛車は玉を左へ囲います
1手目
歩を1つ進めて角の道をあける
2手目
角を上げて玉の場所をあける
3手目
玉を1つ動かす
4手目
さらに動かす
5手目
玉が端の近くへ入る
6手目
銀を上げる
7手目
金を寄せて左美濃の完成

手順の図には、囲いには使わない駒もいっしょに写っています。

やってみよう:左美濃を組む(全7手)

この囲いを使ってCPUと対局する

玉のいる側が逆になるだけで、考え方は振り飛車の美濃と同じです。舟囲いから発展させる形としてよく使われます。図は金を1枚寄せた形までを左美濃としています(金を入れない数え方もあります)。

注意・天敵:玉の頭と端が弱いのは振り飛車の美濃と同じです。角が自分の陣にいるぶん、斜めのラインは少し守れています。

居飛車銀冠(いびしゃぎんかんむり)居飛車

説明

居飛車銀冠とは、左美濃から銀を前に上げて玉にかぶせた、居飛車の堅い形です。

組む手数:12手

居飛車銀冠の組み方を1手ずつ見る
左美濃
ここから銀を玉にかぶせます
8手目
歩を1つ進めて金の道をあける
9手目
金を前に上げる
10手目
歩を1つ進めて銀の道をあける
11手目
銀を玉の上へ
12手目
金を寄せて居飛車銀冠の完成

手順の図には、囲いには使わない駒もいっしょに写っています。

やってみよう:居飛車銀冠を組む(全12手)

上からの攻めに強く、持久戦の主力になります。

注意・天敵:組み上がるまでが長く、組む前に急戦を仕掛けられると苦しくなります。横からの飛車と端攻めにも注意が必要です。

実戦で学ぶ左美濃・天守閣美濃の守り方

赤い印が天守閣美濃の急所です。玉のすぐ上と、端に近いところが攻められやすい場所になります。

よくある失敗:玉頭の備えを後回しにして、駒組みを長引かせることです。相手に7三桂から8五桂と使われ、さらに8六歩と打たれると苦しくなります。玉の周りは歩と玉だけで金銀が利いていないため、一気に潰されてしまいます。

よくある失敗:タダで取れそうな銀に飛びついて、3四飛と取りに行くことです。8八角成、同玉、3四飛と進み、逆に飛車を取られてしまいます。取る前に、角を成られて王手がかかる筋がないか確かめましょう。

説明

左美濃には、玉をさらに上へ動かす天守閣美濃や、金銀4枚で固める四枚美濃といった形もあります(このページでは扱っていません)。くわしい比較は囲い一覧の左美濃居飛車銀冠も見てください。

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