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将棋の飛車の動き方|成ると龍(竜)

公開日:2026年10月31日|最終更新:2026年10月31日

飛車の動き方

飛車が成ると龍(竜王)

成り方のくわしい決まり
  • 相手の陣地は、あなたから見て向こうの一段目〜三段目です。
  • 成るかどうかは、その手を指す時に選びます。一度成った駒は、元に戻せません。
  • 持ち駒は成った形では打てません。相手の陣地に打った飛車は、次に動かす時に成れます。

龍と竜の違い

駒正式な名前読み方略した名前
飛飛車ひしゃ飛(ひ)
竜竜王(龍王)りゅうおう竜(りゅう)
龍と竜の違い・名前のくわしい説明
  • 「龍」と「竜」は同じ字です。「龍」が古い形の字(旧字体)で、「竜」はふだん使う字(常用漢字)です。
  • 成った飛車は竜王で、ふつうは略して竜と呼びます。書き方によっては「龍」「龍王」とも書きます。
  • 飛車の駒の裏が、成った飛車の竜王です。成る時は駒を裏返します。
  • 飛車と角は、動ける所が広いので「大駒」と呼ばれます。
  • 棋譜では、飛車は「飛」、成った飛車は「竜」と書きます。成る手は「▲2三飛成」、成らない手は「▲2三飛不成」です。

飛車の最初の位置と枚数

飛車の使い方と手筋

使い方のくわしい説明
  • 飛車は縦と横の両方に使うと力が出ます。「飛車は十字に使え」という格言があります。
  • 玉と飛車を近くに置くと、飛車を取られやすくなります。「玉飛接近すべからず」という格言があります。

飛車を使う練習問題(1手詰め3問)

持ち駒の飛車を打って詰ます

説明

正解は▲2二飛(持ち駒の飛車を打つ)です。玉は2二の飛車を取れません(2三の歩が守っています)。逃げ道の3二・1二は飛車が横に利き、3一・1一は相手の香でふさがっています。

飛車を成って詰ます

説明

正解は▲4二飛成です。4二は相手の陣地なので成れます。飛車のままでは斜めに利かないので、玉に3一へ逃げられたり、3三の角を取られたりします。竜は斜めにも1マス利くので、3一と3三にも利きます。4二の竜は3三の角が守り、逃げ道の2一は5四の馬、2二は3三の角が利いています。

龍で詰ます

説明

正解は▲2一竜です。龍(竜)は縦に何マスでも動けるので、2四から2一まで上がれます。2一の竜は3二の銀が守り、逃げ道の1二・2二は竜が利いています。

よくある質問

将棋の飛車はどう動きますか。

縦と横に、何マスでも動けます。斜めには動けません。間に駒がある時は、その駒を飛び越えられません。

飛車が成るとどうなりますか。

竜王(りゅうおう)になり、ふつうは「竜(りゅう)」と呼びます。「龍」とも書きます。飛車の動きに加えて、斜めに1マスずつ動けるようになります。

飛車の裏は何ですか。

飛車の駒の裏は、成った時の竜王(龍王とも書きます)です。飛車が成る時は、駒を裏返して竜にします。

飛車はどこで成れますか。

相手の陣地(向こうの3段)に入る時・陣地の中で動く時・陣地から出る時に成れます。成らずに飛車のまま進むこと(不成)もできます。一度成った駒は元に戻せません。

龍と竜の違いは何ですか。

同じ字です。「龍」が古い形の字(旧字体)で、「竜」はふだん使う字(常用漢字)です。将棋では、成った飛車を「竜」とも「龍」とも書きます。

飛車の読み方を教えてください。

飛車(ひしゃ)と読み、略して飛(ひ)とも呼びます。成った飛車は竜王(りゅうおう)で、略して竜(りゅう)です。

飛車は何枚ありますか。最初はどこに置きますか。

1人1枚、全部で2枚です。先手は2八、後手は8二に置きます。自分から見て、飛車は右、角は左です。

飛車と角はどっちが強いですか。

ふつうは、縦横に動ける飛車の方が少し価値が高いとされます。ただ、序盤は角の方が働きやすく、「序盤は飛車より角」という格言もあります。

飛車角落ちとは何ですか。

強い人(上手)が、飛車と角の2枚を落として指す駒落ちです。「二枚落ち」とも呼びます。駒落ちでは、駒を落とした上手から先に指します。

飛車はほかの駒を飛び越えられますか。

飛び越えられません。相手の駒がある所までは進んで、その駒を取れます。自分の駒がある時は、その手前で止まります。

持ち駒の飛車はどこに打てますか。

空いているマスなら、どこにでも打てます。一番奥の段にも打てます。持ち駒は成った形では打てないので、飛車の形で打ちます。