公開日:2026年10月20日|最終更新:2026年10月20日
移動合いは、飛車や角などの遠くからの王手を盤の上の駒を動かして止め、持ち駒を減らさずに受ける手筋です。
相手が一番下の段に飛車を打って、横から王手をかけてきた。こちらの持ち駒は飛車と歩。
相手の飛車が歩を取って、玉の真上の筋から王手をかけてきた。こちらの持ち駒は銀と歩。
序盤、相手が歩を取って竜を作り、玉の真上から王手をかけてきた。こちらの持ち駒は歩だけ。
中盤、相手の馬が歩を取って、斜めの筋から王手をかけてきた。こちらの持ち駒は桂と歩。
相手が角を打って、斜めの筋から王手をかけてきた。こちらの持ち駒は角と桂と歩2枚。
終盤、相手が角を打って、斜めの筋から王手をかけてきた。こちらの持ち駒は金2枚と銀・桂・歩。
金を上げて移動合いすると、玉の真下の銀を守る駒がいなくなり、飛車に取られて詰む。持ち駒の金を打って受ければ、詰まない。
竜で横から王手をすると、相手は金を一段下げて受ける。その金に竜が当たるので、竜は端の香を取って逃げる。
終盤、相手が角を打って斜めから王手をかけてきた所で、銀を引いて受ける。その後、相手の玉を詰む形まで追いこんだ。
飛車や角などの遠くからの王手を、持ち駒を打たずに、盤の上の駒を動かして止める受けです。 → 基本の形
どちらの書き方も使われます。
王手の間に駒を置いて止める受けが合駒で、持ち駒を打つ合駒と、盤の上の駒を動かす移動合いがあります。
飛車・竜・角・馬・香のように、離れた所から利いてくる王手に使います。 → 実戦で出る場面
持ち駒を残せるので、後の攻めや受けに使えます。動かした駒を取られても、別の駒で取り返せる時があります。 → 飛車を打たれて、一番下の段で横から王手をかけられた時
動かした駒が守っていた駒や升を、相手に取られたり使われたりして詰まされる時です。 → 失敗する形
盤の上の駒を動かして合うと、元の升が空いて玉の逃げ道ができたり、後ろの駒の利きが通ったりして、詰まない時があります。
盤の上の駒を動かすと元の升が空いて玉の逃げ道が増え、詰ますのに手数がかかる時があるからです。攻める側は、王手の前に移動合いができるかを確かめておきます。