公開日:2026年8月19日|最終更新:2026年10月30日
同じ筋に、自分の歩が2枚。
歩・香を一番奥の段、桂を奥の2段に置く。
持ち駒の歩を打って詰ます。
王手を防がない。
王手を続けて、同じ局面が4回。
持ち時間と秒読みの中で指せない。
相手の番に、続けて指す。
指した手を戻す。
駒の動き方とちがう手・成れない駒を成る手。
決まったのと逆の手番で指し始める。
指し終わる前に対局時計を押す。
人に助言をもらう・ほかの盤で調べる。
立会人や大会責任者の判断に従わない。
| 反則 | どんな手か |
|---|---|
| 二歩 (にふ) | 同じ筋に、自分の歩をもう1枚打つ手。 |
| 行き所のない駒 | 歩・香を一番奥の段、桂を奥の2段に打つ手・進める手。 |
| 打ち歩詰め | 持ち駒の歩を打って、相手の玉を詰ます手。 |
| 王手放置 | 王手をかけられているのに、王手を防がない手。 |
| 連続王手の千日手 | 王手をかけ続けて、同じ局面が4回現れること。 |
| 先後誤り | 振り駒で決まったのと逆の手番で、指し始めること。 |
| 二手指し | 相手の手番なのに、続けて自分の駒を動かすこと。 |
| 待った | 一度指した手を取り消して、指しなおすこと。 |
| 時間切れ | 持ち時間と秒読みの中で、着手が終わらないこと。 |
| 着手が終わる前に計時を止める | 指し終わる前に対局時計を押すなど、消費時間の計測を止めること。 |
| 助言・ほかの盤での分析 | 人から助言をもらうこと、ほかの将棋盤に駒を並べて調べること。 |
| ルール上ありえない手 | 駒の動き方とちがう動かし方、成れない駒を成る手など。 |
| 立会人の裁定に従わない | 立会人や大会責任者が出した判断に従わないこと。 |
| 見つかった場面 | どうなるか |
|---|---|
| 指した直後に指摘された | その手を指した時点で反則負け。 |
| 気づかずに進み、終局前に見つかった | 反則をした手のところまで戻して、反則負けが決まる。 |
| 終局のあとに分かった | 原則として、反則をした側の負けになる。 |
| 終局のあとに分かった(主催者が投了を優先すると決めている場合) | 終局したときの勝ち負けがそのまま残る。 |
| 次の対局が始まったあとに分かった | 終局したときの勝ち負けがそのまま残る。 |
| 時間切れ・待った | 終局のあとに申し出ることはできない。 |
| 反則かどうか決まらない | 立会人または大会責任者が判断する。 |
| 公式棋戦 | 対局している2人以外の第三者も、反則を指摘できる。 |
Q1. 対局規則に書かれている反則は、全部でいくつですか。
正解は「13種類」。二歩・行き所のない駒・打ち歩詰め・王手放置・連続王手の千日手・先後誤り・二手指し・待った・時間切れ・着手が終わる前の計時停止・助言・ルール上ありえない手・立会人の裁定に従わない、の13です。
Q2. 黄色のマスに、持ち駒の歩を打てますか。
正解は「打てる」。と金は歩に数えないので、と金がいる筋に歩を打っても二歩ではありません。
Q3. 王手をかけられています。反則になる手はどれですか。
正解は「ほかの歩を進める」。王手を防がない手は王手放置で、反則負けです。玉を逃がす手と、間に駒を入れる手は反則ではありません。
Q4. 一度成った駒はどうなりますか。
正解は「元の駒には戻せない」。成った駒は、取られて持ち駒になった時だけ、元の駒に戻ります。
Q5. 終局のあとに反則が見つかったら、どうなりますか。
正解は「原則として反則をした側の負け」。ただし主催者が投了を優先すると決めている場合や、次の対局が始まったあとに分かった場合は、終局した時の勝ち負けが残ります。
13です。日本将棋連盟の対局規則 第10条1項に、二歩・行き所のなき駒の禁・打ち歩詰め・王手放置・連続王手の千日手・先後誤り・二手指し・待った・時間切れ・着手完了前に消費時間の計測を止める行為・助言の利用やほかの将棋盤での分析・その他ルール上起こりえない着手・立会人の裁定に従わないこと、の13が挙げられています。
反則の手を指した時点で負けです。おたがいが気づかずに指し進めても、終局する前に見つかれば、反則をした手のところまで戻して反則負けが決まります。
ありません。日本将棋連盟は、王手を発声する規定は一切ないと説明しています。言わなくても王手は成立し、相手が気づかずに防がなければ王手放置の反則になります。
動かした駒から手が離れた時点で着手が終わり、そのあとに手を戻すと待ったの反則です。対局時計を押したかどうかは着手が終わったかどうかに関係しません。終局したあとに「待ったがあった」と申し出ることも認められていません。
反則です。金と玉は成れません。将棋のルール上ありえない手として、対局規則 第10条1項の反則に当たります。
反則です。1段目の歩はそれ以上進めないので、行き所のない駒になります。香も1段目、桂は1段目と2段目が同じ扱いで、その場所へ進めるときは必ず成ります。
原則として反則をした側の負けです。ただし主催者が投了を優先すると決めている場合と、次の対局が始まったあとに分かった場合は、終局したときの勝ち負けがそのまま残ります。時間切れと待ったについては、終局後の申し出そのものが認められません。