公開日:2026年8月19日|最終更新:2026年8月19日
| 反則 | どんな手か |
|---|---|
| 二歩 (にふ) | 同じ筋に自分の歩をもう1枚打つ手。と金は歩に数えないので、と金と歩が同じ筋にあっても二歩になりません。反則の図解(将棋のルール)
二歩の形
同じ筋(たての列)に自分の歩がもういる。黄色のマスへもう1枚打つと二歩で反則負け。 |
| 行き所のない駒 | そこから先へ進めない場所へ駒を打つ手・進める手。歩と香は相手側の1段目、桂は1段目と2段目が打てません。
行き所のない駒
この3枚はどこへも動けない。歩と香は1段目、桂は1段目と2段目へ打つのも、成らずに進めるのも反則。 |
| 打ち歩詰め | 持ち駒の歩を打って相手の玉を詰ます手。盤の上の歩を進めて詰ます「突き歩詰め」は反則ではありません。打ち歩詰めのくわしい決まり |
| 王手放置 | 王手をかけられているのに、王手を防がない手を指すこと。自分から玉を相手の駒の利きへ動かす手も同じ反則です。
①王手されている
赤い印の道を通って、黄色の飛車が玉に王手をかけている。 ②防がないと反則
黄色の歩を進めても、赤い印の道は開いたまま=王手は外れない。これが王手放置で反則負け。 |
| 連続王手の千日手 | 同じ局面が4回現れるあいだ、片方の手がすべて王手だった千日手。王手をかけ続けた側の負けになります。連続王手の千日手のくわしい決まり |
| 先後誤り | 振り駒で決まったのと逆の手番で指し始めてしまうこと。 |
| 二手指し | 相手の手番なのに、続けて自分の駒を動かすこと。
①先手が1手指した
先手が黄色のマスへ歩を進めた。次は後手の番。 ②続けてもう1手
後手が指す前に、先手がまた黄色のマスへ歩を進めた=二手指し。 |
| 待った | 一度指した手を取り消して、指しなおすこと。駒から手が離れた時点で着手は終わりです。
①指して手を離した
黄色のマスへ歩を進めて、駒から手を離した。ここで着手は終わり。 ②元に戻すと反則
そのあと黄色のマスへ戻すのが待った。反則負けになる。 |
| 時間切れ | 持ち時間と秒読みの時間の中で、着手が終わらないこと。持ち時間と秒読みのしくみ |
| 着手が終わる前に計時を止める | 指し終わる前に対局時計を押すなど、消費時間の計測を止めること。 |
| 助言・ほかの盤での分析 | 人から助言をもらうこと、ほかの将棋盤に駒を並べて調べること。 |
| ルール上ありえない手 | 駒の動き方とちがう動かし方、成れない駒を成るなど、将棋のルールでは起こりえない手。 |
| 立会人の裁定に従わない | 立会人(対局を見守る審判役)や大会責任者が出した判断に従わないこと。 |
| 見つかった場面 | どうなるか |
|---|---|
| 指した直後に指摘された | その手を指した時点で反則負け。 |
| 気づかずに進み、終局前に見つかった | 反則をした手のところまで戻して、反則負けが決まる。 |
| 終局のあとに分かった | 原則として、反則をした側の負けになる。 |
| 終局のあとに分かった(主催者が投了を優先すると決めている場合) | 終局したときの勝ち負けがそのまま残る。 |
| 次の対局が始まったあとに分かった | 終局したときの勝ち負けがそのまま残る。 |
| 時間切れ・待った | 終局のあとに申し出ることはできない。 |
| 反則かどうか決まらない | 立会人または大会責任者が判断する。 |
| 公式棋戦 | 対局している2人以外の第三者も、反則を指摘できる。 |
| 聞かれること | 答え |
|---|---|
| 着手が終わるのはいつか | 動かした駒から手が離れた時点。そのあとに戻すと待った。 |
| 対局時計を押すまでは戻せるか | 戻せない。対局時計のボタンは着手が終わったかどうかに関係しない。 |
| 対局時計はどちらの手で押すか | 指した手と同じ手で押す。大会によっては、ちがう手で押すとその場で反則負け。 |
| 終局のあとに「待ったがあった」と言えるか | 言えない。終局後の申し出は認められない。 |
| 聞かれること | 答え |
|---|---|
| いつ成れるか | 動く前のマスか、動いた先のマスが敵陣(相手側から3段目まで)のとき。 |
| 成らないでおけるか | 成るか成らないかは選べる。 |
| 成った駒を戻せるか | 戻せない。 |
| 持ち駒を成った形で打てるか | 打てない。持ち駒は必ずもとの駒として打つ。 |
| 成れない駒 | 金と玉は成れない。成ると反則。 |
| 成らないと反則になる場合 | 歩と香が1段目、桂が1段目・2段目へ進むとき。成らないと行き所のない駒の反則。 |
13です。日本将棋連盟の対局規則 第10条1項に、二歩・行き所のなき駒の禁・打ち歩詰め・王手放置・連続王手の千日手・先後誤り・二手指し・待った・時間切れ・着手完了前に消費時間の計測を止める行為・助言の利用やほかの将棋盤での分析・その他ルール上起こりえない着手・立会人の裁定に従わないこと、の13が挙げられています。
反則の手を指した時点で負けです。おたがいが気づかずに指し進めても、終局する前に見つかれば、反則をした手のところまで戻して反則負けが決まります。
ありません。日本将棋連盟は、王手を発声する規定は一切ないと説明しています。言わなくても王手は成立し、相手が気づかずに防がなければ王手放置の反則になります。
動かした駒から手が離れた時点で着手が終わり、そのあとに手を戻すと待ったの反則です。対局時計を押したかどうかは着手が終わったかどうかに関係しません。終局したあとに「待ったがあった」と申し出ることも認められていません。
反則です。金と玉は成れません。将棋のルール上ありえない手として、対局規則 第10条1項の反則に当たります。
反則です。1段目の歩はそれ以上進めないので、行き所のない駒になります。香も1段目、桂は1段目と2段目が同じ扱いで、その場所へ進めるときは必ず成ります。
原則として反則をした側の負けです。ただし主催者が投了を優先すると決めている場合と、次の対局が始まったあとに分かった場合は、終局したときの勝ち負けがそのまま残ります。時間切れと待ったについては、終局後の申し出そのものが認められません。