公開日:2026年8月16日|最終更新:2026年9月28日
飛車を、自分から見て左の端から数えて三つ目の筋に置くことから付いた名前です。右から三つ目に寄せる形は別の名前で呼ばれ、居飛車の仲間になります。
三間飛車は、角の道を歩で止めて飛車を角のすぐ後ろへ振り、玉を美濃囲いに入れて戦う振り飛車です。飛車の筋に角と左の銀が近いので急戦を受け止めやすく、居飛車穴熊には組み上がる前に動く工夫が要ります。
使いどころ:こちらが振り飛車で、相手の急戦を受け止めてから反撃したいとき。
三間飛車は、対急戦耐性と汎用性が高く、持久力もあるバランス型の戦法です。
角の道を歩で止め、飛車を振ってから玉を右へ運び、美濃囲いに組む。左の銀は中央へ上げる。
居玉の相手が角道を止めた歩の前へ歩を伸ばしてきたら、先に玉を一つ寄せる。ぶつけられたら歩で取り、角は桂で取り返す。
角道を開けた形で、居玉の相手に飛車先の歩を換えられたら、飛車の前の歩を突いて反撃する。と金を作り、浮いた駒を角で狙う。
角を交換して飛車先の歩を破りに来たら、受けずに桂を跳ねて反撃する。桂は跳ねて捨て、打った角で香と飛車を同時に狙う。
居玉の相手が棒銀で銀を前に出してきたら、端に角を出て王手をかける。玉が逃げたら歩を打ち、飛車を取りにいく。
銀が角の斜め後ろにいる囲う前の形で歩をぶつけられたら、歩で取る。角を換えられたら銀で取り返し、馬を作られても歩の得で釣り合う。
相振り飛車で美濃を高く組む途中に、角を交換して打ち込まれたら、相手の陣地に角を打ち返す。香を取られても駒を取り返せる。
相振りで両取りの角を打たれたら、浮いた飛車を引いて銀を守る。すぐ角を打ち返すと、香を打たれて浮いた飛車が危なくなる。
相振り飛車で相手がこちらと同じ形にまねて銀を上がったら、角を交換して敵陣に打ち込み、香を取り合う。玉を寄るとまねを続けられる。
相振り飛車で角を交換されて打たれたら、伸ばしておいた飛車の前の歩をもう一つ突く。銀で受けられたら歩を成り捨て、また歩を打って銀を狙う。
中飛車の相手が組む途中で中央の歩を突いてきたら、角を交換して相手の銀を動かす。飛車の前の歩を突き捨て、飛車を中央へ回してぶつける。
相手の玉が初めの場所のままなら、銀を前に出して飛車の交換を挑む。銀を取られても飛車を打って王手をかけ、また飛車を打って両取りをかける。
相手が桂を跳ねて飛車先を守ったら、角の筋の歩を突いてから桂を跳ねる。桂で取られたら角を端へ出して飛車を引かせ、歩を打ってから馬を作る。
相振り飛車で相手が玉を動かさずに飛車を中央へ回したら、玉の頭へ銀を上がる。角を引いて向きを変え、飛車も一つ上がって大駒を働かせる。
桂を打ち込んで金を取る。角を切って玉の近くに金と銀を打ち、相手が投了するまで攻め続ける。
相手が右の桂を跳ねたら、桂の頭の歩を突いて交換する。角を引いて飛車の道を空け、飛車を中段に浮いて左の桂も使う。
端の飛車を歩で狙われたら、中央に歩を打ち、その歩で銀を取る。相手の玉の頭の歩を伸ばし、桂と銀を打って玉の頭を破る。
穴熊の相手に中央の歩を突かれたら、取ってから敵陣に歩を垂らす。成った駒で守りの金をはがし、香を成られても銀で払う。
穴熊を目指す相手には、玉を囲いの途中で止め、銀を前に出して角の頭の歩を狙う。端の桂を跳ねて、角道を通す。
相振り飛車で相手が角道を止めて銀で受けに来たら、飛車の筋と隣の筋で、歩を一つずつ捨てる。銀で歩を取り、歩を打って金を攻める。
銀を前に出した相手が飛車の前の歩に歩をぶつけてきたら、取らずに香を一つ上がる。取り込まれたら銀で取り、角道の歩を突いて反撃する。
基本図の形で角道を止めた歩に歩をぶつけられたら、取らずに金を上がる。角を交換されても金で取り返し、飛車先も守れる。
石田流の飛車を棒金で押さえに来たら、左の銀を中央へ出す。金で歩を取られたら銀の隣の歩を突き、角と金を換えて飛車をさばく。
駒得している時に美濃囲いの端に歩を突かれたら、取らずに中央の歩を突いて攻める。端の歩を取り込まれたら、歩を打って受けておく。
相手が右四間飛車で玉を先に囲ってきたら、右の銀を中央へ上げ、金も上げて仕掛けに備える。仕掛けられても、相手の銀の前に歩を打って止める。
エルモ囲いに組んで角を上がったら、飛車の前の歩を突いて仕掛ける。歩を取られたら銀で取り返し、銀・角・飛車の順に換える。
箱入り娘に囲って右の銀を前に出したら、相手の飛車の筋にある角の頭の歩を突く。飛車を回して角を交換し、銀を中央へ進める。
穴熊を組み終えたら、銀の斜め前の歩を突いて仕掛ける。銀を交換して馬を作られても、歩を打ってから角を出て切り返す。
三間飛車が玉を囲わずに攻めの駒を集めてきたら、穴熊をやめて急戦にする。歩を二つぶつけてから銀を前に出し、桂まで捨てて飛車を前へ出す。
真部流に組まれたら、飛車の筋の歩をぶつけて飛車を浮く。相手の角の前の歩にも歩をぶつけて角を出し、飛車を換えて敵陣に打ち込む。
棒金で石田流を押さえた形で端の歩を叩いたら、飛車で取れば香で串刺しにする。角が逃げれば飛車を寄るか、金を端へ出て攻める。
歩と銀を前に出して場所を取り、飛車を中央へ回して駒を取り合う。桂と銀を打って王手を続け、相手が投了する。
急戦で歩をぶつけられたら、飛車を隣の筋へ回して受け、駒を交換する。竜を作って攻め、王手を続けて詰ませる。
角の道を止めて飛車を角のすぐ後ろへ振り、玉を美濃囲いに囲う振り飛車の戦法です。 → 指し方の基本
このページの組み方は、自分の手だけで13手です。 → 最短13手の組み方
美濃囲いが基本で、高美濃や銀冠にも組めます。 → 美濃囲いと石田流の型の違い
石田流は三間飛車の一つの形で、飛車の前の歩を伸ばして、飛車を中段に浮いて使います。 → 石田流本組みの盤
基本図の形なら歩で取らずに金を一つ上がり、角を換えられても金で取れる形にして受けます。 → 急戦の受け方
組み上がる前に端から攻めるトマホークがあります。 → トマホーク
エルモ囲いの右四間飛車や箱入り娘の急戦、居飛車穴熊、棒金などで仕掛けます。 → 三間飛車への対策